ビューローベリタス環境不動産フォーラム2017「SDGs推進で求められる環境不動産の変革とは~建物性能から、持続可能な運用へ~」を開催しました

一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構(IBEC)後援
一般社団法人 日本サステナブル建築協会(JSBC)後援

会場風景

ビューローベリタスは、昨年のグリーンビルディングフォーラムに続き、2017年11月16日、都内のアキバプラザにて"環境不動産フォーラム"を開催しました。
本フォーラムは、日本における環境不動産の一層の普及に向け、不動産プレーヤーをはじめ市場関係の皆様にその価値認識をより深めて頂けることを目的としております。

本年は「SDGs推進で求められる環境不動産の変革とは」と題し、国連が推進するSDGsや、国土交通省でも検討を始めている "ESG不動産投資の普及促進"などに関する有識者を招き、講演、パネルディスカッションを行いました。

河口 真理子氏

講演1:「SDGs推進で求められる環境不動産の変革とは」
株式会社大和総研 調査本部 主席研究員 河口 真理子氏

山後正憲氏

講演2:「物流不動産における環境への取組」
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社(GLP)
投資開発部 ヴァイスプレジデント 山後正憲氏

田辺新一氏

講演3:「日本における環境・健康・快適性に優れた不動産評価の最新動向」
早稲田大学 理工学術院 創造理工学部 建築学科 教授 田辺新一氏

Mili Majumdar氏

講演4:「LEED v4/WELL認証における世界の最新動向」
Managing Director of Green Business Certification Institute Pvt Ltd (GBCI)
India and Senior Vice President of U.S. Green Building Council (USGBC)
Mili Majumdar氏

パネルディスカッション

パネルディスカッションでは、モデレーターに大和総研 河口真理子氏、パネリストとしてCSRデザイン環境投資顧問株式会社 堀江隆一氏、GLP 山後正憲氏、GBCI/USGBC Mili Majumdar氏、ビューローベリタスが登壇し、「日本の環境不動産、今後の方向性」に関する議論をおこないました。

セミナー参加者からは

  • 環境不動産の捉え方が理解できた
  • 日本の不動産における環境対策の方向性が理解できた
  • さまざまな切り口からグリーンビルディングの知見が得られた

といった感想が寄せられ、盛況のうちに幕を閉じました。

国連によるSDGs推進を受け、企業におけるCSR(企業)・HSE(利用者)の取り組みも進化を求められています。また、投資家によるESG投資は、グローバルな潮流として急速な広がりを見せています。
日本においても、世界最大の運用資産額を誇る年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のPRI署名を契機にESG投資が脚光を浴びています。
これまで環境性能の向上に取り組み、低炭素・省エネを実現してきた建築業界においても、建築物の性能面だけでなく、持続可能な利用や運用といった側面を配慮することがますます重要になります。
ビューローベリタスは、不動産に対する環境配慮に関する客観的な評価ツールであるCASBEE評価認証や、LEED/WELL評価認証サポート、エネルギー性能を評価・認証するBELS評価認証を実施しています。

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ビューローベリタスジャパン(株) 建築認証事業本部 技術監査部
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