LEED認証適合性検証
フライヤーダウンロード
関連セミナー
こんな課題をお持ちの方へ
- LEEDをご検討の方
- サステナビリティに関する付加価値で保有物件を差別化したい
- 国際的な環境性能表示をご検討の方
LEED(リード)とは
米国グリーンビルディング協会(USGBC:US Green Building Council)が開発した環境評価システムです。評価内容は建物運用、敷地利用、省エネ効果です。Leadership in Energy and Environmental Designから、LEEDという名称で親しまれています。
建築物に対するエネルギーの効率化は、企業の環境・社会的責任と同様に、今日の不動産市場を転換させる推進力となっています。不動産市場においては、グリーンビルディングとして認証された建築物には、建物価値や入居率の向上、賃料の増加といった点で一定のプレミアムを見込めるという認識が広がっており、環境配慮型不動産への投資は、企業戦略の重要な位置を占めつつあります。
新築プロジェクトを例にとると、次の9つの分野について評価を行います。
- 総合的なプロセス
- 立地と交通
- 持続可能な敷地
- 効率的な水利用
- エネルギーと待機
- 資源と材料
- 室内環境品質
- 設計における革新性
- 地域的な優先事項
LEED認証適合性検証業務とは
- フィージビリティ調査(GAP分析)
LEED基準とプロジェクトの計画内容をGAP分析することで、獲得ポイントの見込みや認証取得に際しての課題等を整理します。 - LEED認証申請支援
認証手続きの代行を含め、LEED認証取得の観点から設計、施工チーム、プロジェクトマネジメントチーム等をサポートします。 - エネルギーシミュレーション
設計条件に基づき、エネルギー性能の評価で必要となる米国ASHRAE基準に準拠したエネルギーシミュレーションを実施します。 - コミッショニング業務
LEEDの評価項目である第三者によるコミッショニング(性能検証)を実施します。
注:ビューローベリタスジャパンは、適合性検証業務を提供いたしますが、日本においてLEED認証・現場検証サービスは行いません。
サービス利用のメリット
- LEEDは、米国内はもちろん、米国以外の全世界で認証取得の普及が進んでいます。LEED基準に基づく評価により環境性能の国際的な認知が得られます。
- CASBEEなど国内の評価手法で既に一定の評価を得ている計画についても、LEED基準に照らすことで国際的な基準との相対的な位置づけを確認し、さらなる環境性能向上への指標とすることができます。
ビューローベリタスが選ばれる理由
- 世界各国での実績が多数あり、LEED AP(LEED評価に関する専門資格)を有する技術者が多く在籍しています(日本国内におけるLEED AP3名/2021年1月末現在)。
- ビューローベリタス北米支社はUSGBCのLEED審査代行機関としての実績を有しています。
- ビューローベリタス中国支社はLEEDテクニカルセンターとして国際的な情報を提供しています。
- 国際的な建築物評価・認証機関として、国内の評価システムであるCASBEEも対応できる技術を有しており、幅広いプロジェクトで環境性能評価を確認します。
サービス利用の流れ
※1 フィージビリティスタディ︓目標ランク実現可能性の調査
※2 USGBC(U.S. Green Building Council 米国グリーンビルディング協議会)
※3 GBCI(Green Business Certification Inc., グリーン・ビジネス・サーティフィケーション社)︓USGBCが指定するLEED認証機関
FAQ(よくある質問)
Q1:LEED認証を取得するメリットは何ですか。
A1:さまざまなメリットがありますが、おもなものは以下のとおりです。
- 環境負荷の削減
- 建築性能の最適化と、運用コストの削減
- 入居率向上とテナント満足度の向上
- 資産価値の向上
- 室内環境向上による生産性強化
Q2:ビューローベリタスはLEED認証を付与することができますか。
A2:いいえ。LEED認証はUSGBCのみが付与できるものです。ビューローベリタスは信頼できる第三者 機関として、設計および建設段階に技術的専門知識を提供します。
Q3:異なるタイプの建築物に対しても、同一のLEED評価システムが適用されるのでしょうか。
A3:いいえ。プロジェクトタイプに応じて、異なる評価システムが適用されます。
評価システム名称 | 対象建築物・プロジェクト |
---|---|
LEED NC(LEED for New Construction) | 新築物件および大規模改修 |
LEED EB(LEED for Existing Buildings) | 既存建築物 |
LEED CI(LEED for Commercial Interiors) | テナントビルのテナント入居部分 |
LEED CS(LEED for Core and Shell) | テナントビルのオーナー所掌部分 |
LEED H(LEED for Homes) | 戸建住宅および低層集合住宅 |
LEED SHR(LEED for Schools, Healthcare and Retail) | 学校、医療機関、小売店舗 |
LEED ND(LEED for Neighborhood Development) | 近隣開発 |
関連コラム
「LEED認証適合性検証」に関するお役立ちコンテンツです。ぜひ、ご覧ください。
- LEED v4.1 Beta版の最新動向
- LEED v4.1 「既存建物の運用・保守」O+M Beta版の運用実績データについて(Business Vision 10 December 2018)
- LEED v4.1 O+M Beta版は起爆剤になるか
動画解説
事例紹介
お見積り依頼は下記からお願いします
技術監査サービスに関するお問い合わせは下記からお願いします。
TEL 03-6402-5977
(平日9:00~17:30)