建築設備のコミッショニング

こんな課題をお持ちの方へ

  • 海外のクライアントへ英語対応が必要 
  • 建築設備に限らず建築そのものの性能検証(コミッショニング)が必要
  • 第三者による公平・中立な報告を海外のクライアントから要求されている

コミッショニングとは

コミッショニングとは、空調設備などに関し発注者の要求するエネルギー性能や環境性能を取りまとめ、設計・施工・受渡しの過程を通して、建築設備の査閲を行う業務です。
建築物の設計から工事完了に至る過程の中で、環境品質やエネルギー効率を高め、必要な品質を確保するために、建築主の依頼を受けた第三者の立場から検証を行い、客観的な情報を提供します。
設計施工の進捗に応じ、設計レビュー、施工レビューおよび工事完了時レビューを行い、発注者の要求性能の実現のための幅広いチェックが行われ、品質の向上が図れます。

コミッショニングのメリット

  • 要求性能の実現
    発注者の要求性能と設計性能を文書により明確化し、その性能をプロジェクトの各フェーズ(企画・設計・施工・工事完了)で検証することで確実な性能実現を行うことが可能となります。また、発注者とプロジェクト関係者との認識の相違に起因するトラブル発生のリスクが低減します。
  • 工事完了後の不具合リスクの低減
    プロジェクトの各フェーズ(企画・設計・施工・工事完了)で確実な性能検証を行い結果が記録されることで、問題点がプロジェクトの上流側でフィルタリングされ、工事完了後の不具合発生のリスクが低減します。
  • 性能に関する信頼性の向上
    従来設計者や施工者に委ねていた性能検証について、各フェーズ(企画・設計・施工・工事完了)にわたり第三者からの客観的な検証を受けることで、建築物の性能に関する信頼性が向上します。
  • 関係者の意識変化
    第三者が加わることで、発注者、プロジェクト関係者それぞれの立場を再確認でき、関係者相互の意識改革が可能となります。

サービス利用の流れ

サービス利用の流れ

ビューローベリタスが選ばれる理由

  • 世界的な第三者認証機関として信頼性の高い性能検証を行います。
  • 建築・設備に関する豊富な知識と経験に基づき的確な検証を実施いたします。

建築設備のコミッショニング 費用

お見積り依頼いただくか、お問い合わせください。

必要書類

案件により異なりますのでお問い合わせください。

FAQ(よくある質問)

Q. 既存建物の設備についてコミッショニング(性能検証)の対応はできますか?

A. 対応可能です。ただし、改善の提案は行えません。

Q. 建築設備のコミッショニングと工事監理との違いは何ですか?

A. 直接工事に関係しない客観的な立場からの、設備性能に関する評価が受けられます。

Q. コミッショニング業務の発注は建設会社経由となりますか?

A. 事業主から直接ご依頼いただくことも可能です。

関連コンテンツ

BV MAGAZINE記事:データセンターのコミッショニング(CX)業務について

建築物・不動産技術監査に関するお問い合わせはこちら

TEL 03-6402-5977(平日9:00~17:30)