東京都・埼玉県排出量検証業務
東京都/温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度とは
2008年度の東京都の条例改正において、既存の地球温暖化対策計画書制度が強化され、温室効果ガス排出量の総量削減義務と排出量取引制度が導入されました。この制度においては、対象事業者が都へ自らの温室効果ガス排出量を報告する場合、もしくは、排出量取引を行う場合には、検証機関の検証を受けることが必須となります。
ビューローベリタスは、東京都環境確保条例「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」(以下「東京都排出量取引制度」)の登録検証機関として、以下の区分について東京都の登録を受けています。
- ■ 登録区分
- ・特定ガス
- ・基準量
- ■ 対象事業所
- 燃料・熱・電気の使用量が、原油換算で1,500kl以上の都内事業所
埼玉県/目標設定型排出量取引制度とは
埼玉県は2009年2月に策定した埼玉県地球温暖化対策実行計画において、「温室効果ガス排出量を2020年度までに2005年度比で25%削減する」という目標を掲げ、2011年度より目標設定型排出量取引制度を導入しました。対象となる事業所は、埼玉県へ自らの温室効果ガス排出量を報告する場合、もしくは、排出量取引を行う場合には、検証機関の検証を受けることが必要になります。
ビューローベリタスは当制度において、埼玉県登録検証機関として検証業務を行います。
- ■ 登録区分
- ・目標設定ガス
- ・基準量検証
- ■ 対象事業所
- 燃料、熱および電気の使用量が、3ヵ年連続して原油換算で年間1,500kl以上の埼玉県内の事業所
サービス利用の流れ
ビューローベリタスの検証報告のメリット
- 基準となる排出量に対して、削減計画期間における排出量を一定程度以上削減する必要があり、省エネ対策によるコスト削減が期待されます。
- 削減義務の履行手段は「自らで削減」と「排出量取引」とがあり、大幅に削減ができた場合には排出量取引も可能です。
- 排出量取引制度は以下のとおりです。
東京都 |
超過削減量:他の対象事業所が義務量を超え削減した量 都内中小クレジット:都内中小規模事業所の省エネ対策による削減量 再エネクレジット:グリーンエネルギー証書など再生可能エネルギー環境価値 都外クレジット:都外の大規模事業所の省エネ対策による削減量 |
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埼玉県 | ① 超過削減量 ② 中小クレジット ③ 再エネクレジット ④ 県外クレジット ⑤ 森林吸収クレジット |
ビューローベリタスが選ばれる理由
- 設備設計一級建築士、建築設備士、エネルギー管理士等の資格保有者である建築設備・省エネルギーの専門性を持つ検証人が対応します。
- 建築関連、GHG関連、ISO9001、ISO14001などマネジメントシステム審査、CSRレポートのデータ検証など幅広いサービスを提供しています。
- 京都メカニズム指定運営組織(DOE)として培った多数の温室効果ガス排出検証手法を駆使して、トップレベル事業所検証業務を行います。
東京都・埼玉県排出量検証業務 手数料等
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関連コンテンツ
→ 東京都大規模事業所への温室効果ガス排出量削減義務と排出量制度(BV MAGAZINE 6 AUGUST 2021)
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