コラム - 事例で見る品質監査(QATA=Quality Assistance Technical Audit)

品質監査サービスの役割

ビューローベリタスの品質監査(QATA=Quality Assistance Technical Audit)は、建築工事中の各工程において、品質管理が確実に実施されているか、第三者の立場で確認作業を行うサービスです。
経験豊富な監査員が、施工者・監理者とは別の視点から、あらかじめ定められた監査基準に基づいて、品質管理の実施状況を監査し報告します。

品質監査の実施事例 ≪配筋監査≫

配筋監査とは

鉄筋コンクリート構造やその他の構造の基礎部分など、鉄筋工事は建物の骨組みとなる重要な工事ですが、コンクリートを打設した後では見えなくなってしまい、施工の品質が確認できなくなります。
配筋監査はまず、施工者・監理者による品質管理記録が適切に行われているか、書面にて確認します。その後工事現場において、鉄筋工事が設計図や施工基準通りに確実に行われていることを、コンクリート打設前にチェックします。

監査事例

柱や梁・スラブなど、構造上最も重要な箇所では、鉄筋の種別・径・本数・鉄筋の間隔などをチェックします。

【事例①】
柱の配筋チェック

柱の配筋チェック

【事例②】
梁の配筋チェック

梁の配筋チェック

【事例③】
スラブの配筋チェック

スラブの配筋チェック

配筋監査では施工者・監理者が気付かなかったさまざまな配筋の不備や誤りが見つかることがあります。それらを指摘事項として挙げ、是正報告の提出を受け是正を確認します。
以下に指摘事項の例を紹介します。

【指摘例①】
鉄筋と型枠とのあき寸法(かぶり厚さ)が不足

鉄筋と型枠とのあき寸法(かぶり厚さ)が不足

【指摘例②】
鉄筋の配筋間違い(鉄筋の縦横の配筋が逆になっている)

鉄筋の配筋間違い(鉄筋の縦横の配筋が逆になっている)

【指摘例③】
梁の幅寸法が設計図と不整合(梁幅が不足)

梁の幅寸法が設計図と不整合(梁幅が不足)

【指摘例④】
梁側ふかし下部に配筋されていない(配筋が不足)

梁側ふかし下部に配筋されていない(配筋が不足)

品質監査のメリット

現在多くのデベロッパーや設計事務所より、マンションをはじめ各種建物の品質管理に、当社の品質監査サービスをご利用いただいております。依頼者のご要望に合わせて監査内容を決定し、工事が確実にかつ正確に実施されていることを、ビューローベリタスの監査員がチェックしご報告いたします。

ビューローベリタスの品質監査は、工事監理者が承認済の品質計画に基づき適切に工事監理が行われているかを監理記録により確認します。依頼者は、承認済の品質計画にそって建築工事が実施されていることをご確認いただけます。また第三者の監査が現場に入ることにより、施工者はより緊張感をもって施工管理にあたるようになり、施工ミスの軽減につながります。

さらにエンドユーザーや不動産投資事業者には、品質管理の実施された安全で安心な建物であることをアピールできます。

このようにさまざまなメリットがあるビューローベリタスの品質監査(QATA)を、ぜひご利用ください。